RTX1100の設定をバックアップ保存、リストアする手順


 

プロジェクトルームのVPN設定等で、ちょいちょいRTXの設定変更をするので、作業前の設定バックアップと、設定の復旧が必要になった場合のリストア手順をメモしておく。
 

1、クライアント側でtftpを有効化する

クライアントがWindows 7だと、telnetと同じくtftpもデフォルトでは有効になっていない。
コントロールパネル→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化 で、
TFTPクライアントをチェックし、OK。
 

2、RTXの現在の設定をバックアップ

現在の設定を取得するコマンドは、
tftp <RTXのIPアドレス> get config0/<RTX管理者パスワード> <バックアップファイル名>

クライアントにてコマンドプロンプトを開く。以下は実行例。

cd C:\Users\hogeuser\Desktop
tftp 192.168.1.1 get config0/hogehoge config.txt

hogeuserのデスクトップに、config.txtという名前で設定がバックアップされる。
ちなみに、

tftp 192.168.1.1 get config/hogehoge config.txt

とconfigからgetすると、以下のような感じで、設定項目が分類毎に出力される。
個人的には見づらいので好きじゃない。いつもはconfig0からgetしている。

#
# System configuration
#

login password hogehoge
administrator password hogehoge
login user hoge encrypted ;akjf;ldsakjf;lkdsajfa;slkjf
console columns 150
login timer 3000

#
# IP configuration
#

ip route default gateway pp 1
ip filter source-route on
ip filter directed-broadcast on

 

3、RTXの設定を変更

作業する。作業をしくって戻しが必要な時は次。
 

4、RTXの設定をリストアし、作業前の状態にリカバリ

バックアップしておいた設定をRTXに送信するコマンドは、
tftp <RTXのIPアドレス> put <バックアップファイル名> config/<RTX管理者パスワード>

cd C:\Users\hogeuser\Desktop
tftp 192.168.1.1 put config.txt config/hogehoge

 

設定が戻ったことを確認すること。

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