Category Archives: Security

ハートビートに使用できるすべてのDeep Security Managerに接続できません

  Trend Micro Deep Security、 AWSの「IDS・IPSソフトウェアを提供するAPN テクノロジーパートナー」として唯一Webに掲載されているソフトウェアなのですが、 (ユーザー自身による)Web上の情報が少ないですなあ。 シェアないのかね?   AWS環境のEC2にDeep Security Agentを導入し、 Managerと同期させようとしたところ、表題のエラーにぶつかる。 ググっても、要領を得ない情報ばかり。 VPC Peeringを経由した環境なので、 NACLかセキュリティグループの問題かと思ったが、 定義上は問題なさそう・・   こういう時は、落ち着いてエラーメッセージとにらめっこするべし。   イベント「Agent/Appliance有効化の完了」のメッセージを見ると、 イベント: Managerへの接続に失敗しました 説明: URL=dsm://hogehoge:4120/、IP=nilを使用してDeep Security Managerに接続することができません。次のエラーが原因です: とある。 URLがホスト名になっているため、これはもしや名前解決の問題では・・と思い、 エージェント側のOSのhostsにManagerのIPアドレスとホスト名を登録したところ、 エラーが解消した。 よく見るとインストールマニュアルに以下の記述がある。 初期設定では、Deep Security ManagerとRelay有効化済みAgent、Agent/Appliance、およびハイパーバイザの間の通信にDNSホスト名が使用されます。Deep Security Agent/Applianceをインストールするには、各コンピュータがDeep Security ManagerおよびRelay有効化済みAgentのホスト名を解決できる必要があります。そのためには、DNSにDeep Security ManagerコンピュータおよびRelay有効化済みAgentコンピュータのエントリが登録されているか、またはDeep Security Agent/Applianceコンピュータのhostsファイルにエントリが格納されている必要があります。   AWSエキスパート養成読本[Amazon Web Servicesに最適化されたアーキテクチャを手に入れる! ] (Software Design plus) posted with amazlet at 16.02.29 吉田 真吾 今井 智明 大瀧 隆太 松井 基勝 冨永 善視 藤原 吉規 大栗 宗 技術評論社 売り上げランキング: 420 Amazon.co.jpで詳細を見る    

解像度1366×768のノートPCのプライバシーフィルターを探す

  最近仕事で使い始めたノートパソコンの画面の解像度は、1366×768である。 仕事柄、他人に後ろから覗き見されるとまずいデータも多々あるため、プライバシーフィルターを探すことにしました。   で、Amazonで「プライバシーフィルター 1366×768」で検索したみたわけだが・・ なんだこの怪しい類似商品群は・・。 各リンクの商品説明を読む限り、同一商品なんだが、Amazon上のSEO用に異なるPC機種をタイトルにつけた商品を大量に掲載しているようにしか見えない。 怪しい。 怪しいが・・3,580円+送料300円の安さに負けて購入してしまった。   メディアカバーマーケット社、セキュリティーOAフィルター [14インチワイド(1366×768)] レビュー 届きました。 【のぞき見防止(プライバシー)セキュリティーOAフィルター】Lenovo ThinkVision LT1421 1452DB6 [14インチワイド(1366×768)] 機種で使える目を保護、キズ防止、防塵、液晶モニター(液晶ディスプレイ)液晶保護フィルター(クリーニングクロス付) パッと見普通。 ディスプレイに完全固定する用の両面テープも、ディスプレイを着脱可能にするためのシール(マウンティングタブ)も両方付属しています。 なかなかいいではないかと思ったが・・ こんな感じでフィルター自体が湾曲しており、画面上部の画像がぼやけてしまう。 フィルター自体にかなり厚みがあるため、視認性も悪い。 上から見るとこんな感じ。 逆に折り曲げてみたり、一晩重しを載せて真っ直ぐにできないか試してみたが、湾曲は直らない。 また、そもそも真後ろどころか斜め後ろからも、画面の内容がかなり見えてしまう。 これはダメだ。 結論:メディアカバーマーケット社の安いプライバシーフィルタ、値段相応なのでセキュリティの目的には合わない。 「ちゃんと隠れなくてもいいから、画面の内容がぼんやりしてくれりゃいい」っていうなら、いいんじゃない?安いし。   3M セキュリティ プライバシーフィルター PF14.0W S-SPレビュー それじゃ困るというわけで、以前も使用したことのある、安心と実績の3M社のフィルターを買いなおした。 とほほ・・。ちゃんと比較検討すればよかった。 ご自身のノートPCのディスプレイサイズに合う製品はどれかは、3Mのサイトで確認できます。 私の場合は製品サイズ174.5×309.9のやつ。 3M のぞき見防止フィルターラインナップ 購入し直した商品。 3M セキュリティ プライバシーフィルター PF14.0W S-SP こちらも、当然ながら完全固定用と、着脱可能なマウンティングタブ用のシール両方着いてます。 そして、メディアカバーマーケット社のフィルターでは問題だった、フィルタ自体の湾曲はない。 ※撮影用にディスプレイを傾けているため若干隙間があるように見えるが、通常利用している際はぴったりとディスプレイを覆ってくれている。   結論:プライバシーフィルターは、少し値が張るけど3M社のやつ買っとけ。 3M セキュリティ プライバシーフィルター PF14.0W S-SP posted with amazlet at 15.07.19 3M(スリーエム) (2011-07-26)売り上げランキング: 10,603 Amazon.co.jpで詳細を見る

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CISM試験の勉強に役立つ情報まとめ

    教えて!gooに、以下のような投稿があった。 CISMというセキュリティ資格の勉強方法につきまして – 情報工学 | 教えて!goo そこで、以下のような回答がなされていたことが気になった。 なお、試験料、実務経験条件、資格を維持するための教育費用を考えると、個人で取得するようなものではないと思います。   そんなことはない。 わたしの場合、受験費用は合格を条件に会社から補助してもらったが、試験勉強や資格取得後の維持教育(CPE取得)は、個人でやっている。   CISM受験に向けた、ISACA公式以外の情報が少ないのは確かにそう思うので、ちょっと纏めてみる。   CISM試験勉強に役立つリンク 大半が英語なので、英語が苦手な方はつらいかもしれぬ。 先ずは、ISACA公式の受験者ガイドから。試験の概要を理解する。 ISACA 試験受験者情報ガイド2015   先日、ISACAのブログにあった以下の投稿とか。勉強法にも若干触れている。 Becoming CISM: Tips for revision and exam day success – ISACA Now   この人はCISMだけでなく、CISA試験の勉強法も併せて紹介してくれている。 Certification News | Firebrand Training: Last minute tips for passing your ISACA CISA or CISM exam   こちらは、Linkedin上のディスカッションに掲載された勉強法。 セキュリティ技術に関する知識については、CISSPの情報も併せて参照しているところに特徴がありますな。 My route to passing the CISM exam   こちらは意訳すると、「3か月でCISMに受かる方法」。 重点的に勉強すべきドメインとか、勉強のスケジューリングについても解説してくれている。 CismPrepGuide   CISM試験、おすすめの勉強方法 わたしのおススメの勉強方法は、 「3か月の勉強スケジュールを立てた上で、公式問題集(CISM Review Questions, Answers & Explanations Manual)を3周する」 というもの。   問題集を入手 先ず、何はともあれ公式問題集を入手しましょう。 受験予定日から、三か月以上前に入手すること。 公式問題集は、ISACAのブックストアから購入できる。 CISM Exam Resources 日本語に翻訳された『CISM試験サンプル問題・解答・解説集』が購入できる。(紙資料) あわせて、『CISM Review Questions, Answers & Explanations Manual 2015 Supplement』(紙資料、こっちは英語しかない)も購入しましょう。 英語に抵抗がないのであれば、USのAmazon.comでも購入できる。 CISM Review Questions, Answers & Explanations Manual CISM Review Questions, Answers & Explanations […]