Monthly Archives: April 2016

バッチ(cmd)でEC2のAMIを取得

  PowerShellの方が簡単なのに・・と思いつつ、 男には.batでやらねばならぬ時もあるのです。   Windowsのコマンドライン(create-image.bat)でEC2のAMIを取得してみましょう。 第1引数にNameタグを設定し、当該タグのつけられたインスタンスのAMIを取得する。 ※いろいろ端折ってるのでコピペして使う時注意。 [text] @echo off setlocal set TAG_NAME=%1 set AMI_ID= @REM タグ名を元にインスタンスIDを取得する set CMD=aws ec2 describe-tags –filters “Name=tag:Name, Values=%TAG_NAME%” “Name=resource-type, Values=instance” –query Tags[].ResourceId –output text set INSTANCE_ID= for /f “usebackq delims=” %%a in (`%CMD%`) do set INSTANCE_ID=%%a echo %INSTANCE_ID% @REM インスタンスIDを元にAMIを取得する set CMD=aws ec2 create-image –instance-id %INSTANCE_ID% –name %TAG_NAME%_%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%%time:~0,2%%time:~3,2%%time:~6,2% –description %TAG_NAME%_%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%%time:~0,2%%time:~3,2%%time:~6,2% –output text for /f “usebackq delims=” %%a in (`%CMD%`) do set AMI_ID=%%a echo %AMI_ID% endlocal exit /b 0 [/text]   取得したAMIのAMI IDも取れるので、それを元に別のタグをCreateTagsするもよし。   Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 一番大切な知識と技術が身につく posted with amazlet at 16.04.11 NRIネットコム株式会社 佐々木 拓郎 佐藤 瞬 石川 修 高柳 怜士 佐藤 雄也 岸本 勇貴 SBクリエイティブ 売り上げランキング: 49,995 Amazon.co.jpで詳細を見る  

あなたの仕事(会社)は10年後も生き残ることができますか?『10年後、生き残る理系の条件』

  竹内健先生の、『10年後、生き残る理系の条件』を読みました。   その時すぐにググってみたのが、ガートナーの2006年のテクノロジ・ハイプサイクルです。   2006年の技術予測   テクノロジ・ハイプサイクルは、テクノロジやアプリケーションが、 どの程度成熟しているか、今後、どの程度世間で受け入れられる可能性が高いかを、 曲線を使ってグラフィカルに示したリサーチ結果です。   さて、今から10年前、2006年のハイプサイクルを見てみましょう。 大まかに言うと、右が成熟しているもの、左が今後やってくるもの、です。 (Web2.0なんて懐かしいものがありますね。梅田先生はまだ将棋観戦でお忙しいのでしょうか)   そこには、クラウド・コンピューティングのクの字もありません(Grid Computingはありますが)。 ビッグデータもない。IoTもドローンもない。 機械学習もディープラーニングもありません。   学生の間でだけ使われていたFacebookが一般に開放されたのが2006年ですが、 これだけ大きなプラットフォームになるとは、正確に予測できていた人はほんの一握りでしょう。 また、LINEは存在すらしていません。 LINEのサービスローンチは、東日本大震災が起きた2011年を待たねばならないのです。   私はITエンジニアですのでハイプサイクルを参考にしましたが、 SiriのSpeech Recognitionのように一部予測どおりのものもありつつ、 未来を予測することがいかに難しいか、いや、ほぼ不可能であると痛感しました。   竹内先生の示唆   『10年後、生き残る理系の条件』において、竹内先生自身も未来予測の難しさを認めていらっしゃいます。 竹内先生の主張は、会社の看板に頼るな、ひたすら自身の市場価値を高めよ、 という点に集約されると思います。 10年後、生き残る理系の条件 posted with amazlet at 16.04.09 朝日新聞出版 (2016-02-29)売り上げランキング: 2,738 Amazon.co.jpで詳細を見る     エンジニアは常に勉強、勉強、また勉強。 インプットだけではダメだ。 インプットをし、自ら考える時間も確保すべきだ。   また、エンジニアは「文系力」も身に着けるべきだ、とも仰っています。 技術だけ追いかけていては、近視眼的になる。 エンジニアも経営や、マーケティングを勉強すべきだ、ということです。   そして、世界に向けて「自己アピール」する能力を磨くべき、と主張されています。 論文を発表したり、カンファレンスでプレゼンをしたり、ということもあるでしょうが、 例えばブログやTwitter、Linkedinなどで自身の業績をアピールする手段もあります。 ITエンジニアであれば、GitHubのようなプラットフォームを通じて、 世界に自身の技術力をアピールすることができますね。   10年後に生き残る道は一つではない   私自身も基本的に竹内先生のストイックな主張に同意ですが、 一方で、身の引き締まるような、大きな壁が立ちはだかっているような思いがしました。   下図を見て下さい。 己のスキルを高め、市場でのプレゼンスを高め、海外市場も視野に戦っていく。 かっこいいのですが、作戦なしに飛び込むと完全に②の「レッドオーシャン」に巻き込まれるんですよね。 金はいいがしんどいっていう。   ①の「奴隷」は所謂「ブラック企業」に取込まれる未来ですね。 今後AIやロボットがますます高度化していくにつれて、 確実に現在では人が担っている単純労働や、ホワイトワーカーの仕事すらなくなっていくでしょう。 その時職を失わないように、戦略が必要です。   ②の「年収150万で生きていく」戦略、そう言っていた本人はnoteで大儲けされていますが、 地方や、または東南アジア等の海外に移住し、 低コストな生活をしながら、精神的には豊かな生活を目指す、という戦略もあり得ると思います。 屋久島で暮らす あるサラリーマンの移住奮闘記 山岳叢書 posted with amazlet at 16.04.09 山と溪谷社 (2013-11-22)売り上げランキング: 117,118 Amazon.co.jpで詳細を見る   最後の「金持ち父さん」は、所謂『金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』の「金持ち父さん」側の戦略です。 ビジネスの「仕組み化」を推進し、「お金がお金を呼ぶ」状態を作り出す戦略です。 不動産投資、金融投資等を通じて不労所得を増やす道ですが、 元手(お金、人脈)と、知恵(アイデア)、あとは運が必要になるのではないかと思います。   この金持ち父さん戦略については、 泉正人さんの『お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~』が非常に参考になりました。 (まだ実践できてませんが・・笑) お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~ posted with amazlet at 16.04.09 泉 正人 WAVE出版 […]

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SSLサーバ証明書をSHA-1からSHA-2(SHA256)に移行した

  前々から、ブログのサーバ証明書がSHA-1のままだったため気にしていたのだが、 サーバ証明書の有効期限切れが近づいたため、ようやくSHA-2化した。   SSLサーバ証明書の確認方法 ChromeでのSSLサーバ証明書の確認方法は、 アドレスバーのURL左側のファイルマークをダブルクリック。 「証明書情報」をクリック。 SHA256になっていることを確認。   IEの場合は、ツールバーの「ファイル」→「プロパティ」から、 「証明書」をクリック。 CSR作成時に-sha256をつける必要がある?   某サイトで、「CSR作成のためにopenssl reqする場合は、-sha256をつけるべし」 なる情報があり、そうなの?と思って調べてみたが、 SymantecやGlobalSignの証明書の場合は、-sha256いらなそうですね。   参考までに各社のCSR作成方法の説明ページのリンクを掲載しておきます。 SSLサーバ証明書:CSRの生成方法 – Symantec SSLサーバ証明書FAQ:CSRの生成方法 – GlobalSign   ただ、証明書発行機関によってポリシーや仕様が異なる可能性がありますので、 各社のWebサイトをよくよくご確認下さい。   小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識 posted with amazlet at 16.04.02 那須 慎二 ソシム 売り上げランキング: 4,355 Amazon.co.jpで詳細を見る