Monthly Archives: February 2016

AWS Black Belt Tech Webinar 2016 ~ Well-Architected ~、聴いた

  聴いた。 https://connect.awswebcasts.com/well-arch-2016/event/event_info.html これまで発表されているAWSのベストプラクティスを記載した ホワイトペーパーのまとめという感じで、 設計上の重要ポイントをおさらいするにはよいドキュメントという印象を持った。 近々、日本語版のドキュメントもリリース予定とのことで、 楽しみですね。 実際に設計するアーキテクトの参考にもなりますが、 発注者側が設計レビューをする際、 「こういう観点では、どういう考え方で設計してありますか?」 と質問する際に役立つのではないかと思いましたね。   なるべくインタラクティブに、とのことでしたが、 時間の制約上質問への回答は3つ。 1、サイジングの目安ってある? ⇒地道にやれ。KPIを設定して、達成できるようなシステムを作れ。 DBならリソース使用状況よりも、クエリが許容範囲内の時間で帰っているかが重要 2、Amazon Linuxのパッチってどうやってあてるの? ⇒基本はyum update。Tokyoにはまだないけど、AWS Inspectorってのもあるよ。 日次でyum updateすれようスケジュールしとくのがいいかもね。 3、見積もりでリザーブドインスタンス考えるのって普通? ⇒当然である。 でもリザーブドインスタンスは契約期間中に解約とか返金とかできないので、 1年に1回見直す運用がいいかも。 日本では難しいが、USならリザーブドインスタンスをマーケットで売買することもできるよ。   次回のBlack BeltはWorkSpacesとのこと。

外資系企業の新人研修でしゃべった、生き残るための3つのアドバイス

  夢をみた。   新入社員研修で、大勢の新人が大部屋に集まって着席している。 その前でマイクを渡され、司会から 「新入社員のみなさんに、何かアドバイスをお願いします」 と言われた。 何も準備していなかったが、経験を元に3つのアドバイスをしゃべった。   上司は自分で選べ 新人にいきなり何を言ってるんだと思いつつ、 「配属時点では上司は選べないかもしれない、 ただし、中長期的には上司は自分で「この人は」と思う人を選ぶべきだ」、 というようなことをしゃべった。 上司との相性は、仕事の快適さに大きく影響する。 一緒に仕事をするのであれば、メンターとして、 自分のキャリアにとって良い影響を受ける上司を、自分で選ぶべきだ。 また、あなたのプロモーション(昇進)を決めるのは、きみの上司だ。 政治力のない上司の下に居続けると、ずっとつまらない思いをすることになる。 上司はすぐには変えることはできない。 だが、転属願いを出す、目を付けた上司に自分からアプローチして、 チームに引っ張ってもらえるように根回しをする、等、 アクションを起こすことだ。     鈍感力を身につけろ きみたちの仕事は暇じゃない。 やることはいくらでもある。 タスクの全体像を把握し、うまくプランしないと、 毎日泥のように残業することになる。 また、上司、先輩、同僚は、かしこく優秀な人は多いが、 その分他人にも厳しい人が多い。 自動車学校の教官の10倍は厳しい。 資料のレビューや、仕事の進捗報告をしていると、 理詰めで「貴様はいかに間違っているか」を容赦なく指摘されたり、 時には罵声を浴びることもあるだろう。 (最近はコンプライアンスにうるさくなったため、手を出したりものを投げたりする人はいない。 そこは安心していい) そんな環境で、仕事の量、ダメ出しを受けたこと、叱られたことを いちいち気にしていては体が持たない。 鈍感力が重要だ。 嫌なことがあったら、大きく深呼吸をし、短時間でリラックスする。 そして、教訓だけ抽出して手帳にメモったら、嫌なことはすっぱり忘れてしまおう。     自分は何がしたいのか、常に意識し続けろ 今は、何がしたいのかわからないかもしれない。 「いや、俺は/私はやりたいことが明確だ」と思っているかもしれないが、 現場に出てみると仕事に忙殺され、自分は本当は何がしたかったのか、忘れてしまいがちだ。 会社はボランティア組織じゃない。 「自分はこうしたい」という思いを持ち続け、アクションを起こさなければ、 いいように使われてしまう。それもかなりエグいレベルで使い倒される。 ま、所詮サラリーマンなんだから、会社に利用されてるのには違いないが、 具体的で、期限も切った「自分はこうしたい」は、 手帳やiPhoneのメモ等に書き留めて、いつでも見返せるようにしておくことだ。 また、毎年の年初に、転職するつもりで自分のレジュメを更新してみるのもいいよ。 現状何ができるのか、自分は何がしたいのか、ギャップは何か、どう埋めて行くか、 プランが立てやすいよ、みたいなことをしゃべった。     このあたりで目が覚めたのだが、思い返しても自分の中で特に違和感はない。 本当に新人研修でアドバイスをしゃべれと言われたら、同じことをしゃべるだろう。 夢のシチュエーションは外資系企業の新入社員研修だったが、 日系企業にも適用できる点はあるはずだと思い、書き留めることにした。 何かの参考になれば幸いである。

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