Month: April 2016

Microsoft アカウントのセキュリティの警告を受け取るなど

  iPhoneにメッセージとメールが飛んできたのでなんぞと思ったら、 どうやらMicrosoftアカウントに登録していたメールアドレスとパスワードが第三者に突破されたらしい。 Microsoft アカウント セキュリティの警告 お使いの Microsoft アカウントxx*****@hogehoge.com に他のユーザーがアクセスした可能性があります。この場合、お客様は次回のサインイン時にお客様ご本人であることを証明してから、パスワードを変更する必要があります。 お使いのアカウントに他のユーザーがアクセスできる場合、そのユーザーはお客様のパスワードを知っており、お客様の個人情報を調べたり、迷惑メールを送信したりするおそれがあります。 お使いのアカウントをまだ復元していない場合は、手順に従って、すぐに復元できます。 メールを見て、一瞬「罠ではないか?」と疑った。 メールのヘッダーを見ると、「account-security-noreply@ux.account.microsoft.com.akadns.net」から送信されている。 akadns.net・・? 怪しいな~と思ったが、whois検索するとAkamaiが管理するメールホスティングっぽいことがわかったので、 信用することにした。 Microsoftアカウントにはワンタイムパスワードを設定していたので実害はなかったが、 突破されたメールアドレスとパスワードの組み合わせは、 別のサイトでいくつか使っているところがあったので、 変更を余儀なくされた。 どこから漏れたのであろうか。 とりあえず金に関わるところは全く別のID/パスワード+ワンタイムパスワードや乱数表を使っているので問題ないが、 メールサービス等もなるべく多要素認証を活用し、セキュリティを強化しましょうね。

WordPressのBackWPupで”ERROR: No destination correctly defined for backup! Please correct job settings.”エラー

  WordPressのデータバックアップ用プラグイン”BackWPup”から、 バックアップの失敗を通知するメールを受信した。 [INFO] BackWPup 3.3; A project of Inpsyde GmbH [INFO] Log Level: Normal (translated) [INFO] BackWPup job: hogehoge_weekly_backup [INFO] Logfile is: backwpup_log_6b47d5_2016-04-17_03-00-37.html [INFO] Backup file is: backwpup_hogehoge_6b47d5_2016-04-17_03-00-37.tar.gz [17-Apr-2016 03:00:37] ERROR: No destination correctly defined for backup! Please correct job settings. [17-Apr-2016 03:00:37] One old log deleted [17-Apr-2016 03:00:37] ERROR: Job has ended with.

Terraformで”Unknown root level key: resoruce”

  TerraformでAWSのシンプルなセキュリティグループとEC2の.tfファイルを書いたわけですよ。 しかしterraform planすると、 $ terraform plan There are warnings and/or errors related to your configuration. Please fix these before continuing. Errors: * 1 error(s) occurred: * module root: 1 error(s) occurred: * Unknown root level key: resoruce   この切り分けに超時間がかかった・・ググっても英語含めて情報ないし。 結局、根本原因はわからなかった。 “root level key”とあるので、公開鍵関連の定義が悪いのかと思ったが、 結局問題なかった。 色々コメントアウトしたりなんやらやって、 セキュリティグループを記述した箇所の何かが悪いところまでは追ったのだが、 文法的な間違いはないし、何が悪いのかさっぱりわからない。 最後は、以前動作実績のある.tfファイルを持ってきて、 今回記述したい動作で書き換えたら、planが通ったという・・。   なかなかTerraformと仲良くなれない。   Amazon Web.

バッチ(cmd)でEC2のAMIを取得

  PowerShellの方が簡単なのに・・と思いつつ、 男には.batでやらねばならぬ時もあるのです。   Windowsのコマンドライン(create-image.bat)でEC2のAMIを取得してみましょう。 第1引数にNameタグを設定し、当該タグのつけられたインスタンスのAMIを取得する。 ※いろいろ端折ってるのでコピペして使う時注意。 [text] @echo off setlocal set TAG_NAME=%1 set AMI_ID= @REM タグ名を元にインスタンスIDを取得する set CMD=aws ec2 describe-tags –filters “Name=tag:Name, Values=%TAG_NAME%” “Name=resource-type, Values=instance” –query Tags[].ResourceId –output text set INSTANCE_ID= for /f “usebackq delims=” %%a in (`%CMD%`) do set INSTANCE_ID=%%a echo %INSTANCE_ID% @REM インスタンスIDを元にAMIを取得する set CMD=aws ec2 create-image –instance-id %INSTANCE_ID% –name %TAG_NAME%_%date:~0,4%%date:~5,2%%date:~8,2%%time:~0,2%%time:~3,2%%time:~6,2% –description.

あなたの仕事(会社)は10年後も生き残ることができますか?『10年後、生き残る理系の条件』

  竹内健先生の、『10年後、生き残る理系の条件』を読みました。   その時すぐにググってみたのが、ガートナーの2006年のテクノロジ・ハイプサイクルです。   2006年の技術予測   テクノロジ・ハイプサイクルは、テクノロジやアプリケーションが、 どの程度成熟しているか、今後、どの程度世間で受け入れられる可能性が高いかを、 曲線を使ってグラフィカルに示したリサーチ結果です。   さて、今から10年前、2006年のハイプサイクルを見てみましょう。 大まかに言うと、右が成熟しているもの、左が今後やってくるもの、です。 (Web2.0なんて懐かしいものがありますね。梅田先生はまだ将棋観戦でお忙しいのでしょうか)   そこには、クラウド・コンピューティングのクの字もありません(Grid Computingはありますが)。 ビッグデータもない。IoTもドローンもない。 機械学習もディープラーニングもありません。   学生の間でだけ使われていたFacebookが一般に開放されたのが2006年ですが、 これだけ大きなプラットフォームになるとは、正確に予測できていた人はほんの一握りでしょう。 また、LINEは存在すらしていません。 LINEのサービスローンチは、東日本大震災が起きた2011年を待たねばならないのです。   私はITエンジニアですのでハイプサイクルを参考にしましたが、 SiriのSpeech Recognitionのように一部予測どおりのものもありつつ、 未来を予測することがいかに難しいか、いや、ほぼ不可能であると痛感しました。   竹内先生の示唆   『10年後、生き残る理系の条件』において、竹内先生自身も未来予測の難しさを認めていらっしゃいます。 竹内先生の主張は、会社の看板に頼るな、ひたすら自身の市場価値を高めよ、 という点に集約されると思います。 10年後、生き残る理系の条件 posted with amazlet at 16.04.09 朝日新聞出版 (2016-02-29)売り上げランキング: 2,738 Amazon.co.jpで詳細を見る     エンジニアは常に勉強、勉強、また勉強。 インプットだけではダメだ。 インプットをし、自ら考える時間も確保すべきだ。   また、エンジニアは「文系力」も身に着けるべきだ、とも仰っています。 技術だけ追いかけていては、近視眼的になる。 エンジニアも経営や、マーケティングを勉強すべきだ、ということです。  .

SSLサーバ証明書をSHA-1からSHA-2(SHA256)に移行した

  前々から、ブログのサーバ証明書がSHA-1のままだったため気にしていたのだが、 サーバ証明書の有効期限切れが近づいたため、ようやくSHA-2化した。   SSLサーバ証明書の確認方法 ChromeでのSSLサーバ証明書の確認方法は、 アドレスバーのURL左側のファイルマークをダブルクリック。 「証明書情報」をクリック。 SHA256になっていることを確認。   IEの場合は、ツールバーの「ファイル」→「プロパティ」から、 「証明書」をクリック。 CSR作成時に-sha256をつける必要がある?   某サイトで、「CSR作成のためにopenssl reqする場合は、-sha256をつけるべし」 なる情報があり、そうなの?と思って調べてみたが、 SymantecやGlobalSignの証明書の場合は、-sha256いらなそうですね。   参考までに各社のCSR作成方法の説明ページのリンクを掲載しておきます。 SSLサーバ証明書:CSRの生成方法 – Symantec SSLサーバ証明書FAQ:CSRの生成方法 – GlobalSign   ただ、証明書発行機関によってポリシーや仕様が異なる可能性がありますので、 各社のWebサイトをよくよくご確認下さい。   小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識 posted with amazlet at 16.04.02 那須 慎二 ソシム 売り上げランキング: 4,355 Amazon.co.jpで詳細を見る