Category Archives: Windows

参加の操作を正しく完了できませんでした。これは、既存のXXという名前のコンピューター アカウントが以前、別の資格情報で作成された可能性があります。

  EC2をベースにしたWindows Server 2012 R2のサーバをドメイン参加させようとしたところ、 参加の操作を正しく完了できませんでした。これは、既存のXXという名前のコンピューター アカウントが以前、別の資格情報で作成された可能性があります。別のコンピューター名を使うか、管理者に連絡して、競合を発生している無効なアカウントを削除してもらって下さい。エラー: アクセスが拒否されました。 なるエラーが発生し、ドメイン参加に失敗した。 始めて使うサーバ名であるため、コンピューターアカウントが競合するはずはない。 EC2で作ったWindows Serverのゴールデンイメージからsysprepして作った環境のため、 sysprepの失敗か?とも一瞬思ったが、原因は全然違った。   単純に、ドメイン参加時に入力を求められたアカウントに権限がなかっただけだった。 Domain Adminsグループに所属するアカウントで再度試行し、うまくいった。   標準テキスト Windows Server 2012 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド posted with amazlet at 16.06.18 SBクリエイティブ (2015-03-02)売り上げランキング: 21,493 Amazon.co.jpで詳細を見る  

Windows Server 2012 でInternet Explorer セキュリティ強化の構成を無効化したい

  よく聞かれるので。 てゆうかさあ・・ みんなもっとWindowsと戯れるんだ!!!   デスクトップ左下、サーバーマネージャーを起動。 左ペインでローカルサーバーをクリック。 「IEセキュリティ強化の構成」、あった。   こういうちょっとした操作も、知らないと客前で恥をかくことになりかねませんぞ!!!   標準テキスト Windows Server 2012 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド posted with amazlet at 16.03.10 知北 直宏 SBクリエイティブ 売り上げランキング: 16,766 Amazon.co.jpで詳細を見る

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VM ImportでWindowsをAWSにインポートした場合のライセンスの考え方

  VM importコマンドを使ってWindows ServerをオンプレミスからAWSに移行する場合のライセンスの考え方は、クラスメソッドさんのブログに詳しく書いある。   が、(あたりまえだが)ブログ記事なんで、一切の保障はない旨の但し書きがしてある。 で、それだと仕事では困るんで、AWSに問い合わせしてVM Import時のCALの考え方を確認した。   先ず、AWSのWindowsインスタンスに付属するライセンスは、SPLAとして提供されている。 Microsoft Services Provider License Agreement (SPLA) は、ソフトウェア サービスやアプリケーションをホストしてエンドユーザーに提供する企業のためにご用意しました、マイクロソフト製品のライセンスを取得するプログラムです。 SPLA は、第三者へのホスティングを目的としてマイクロソフト ソフトウェアのライセンス使用権が得られる唯一のマイクロソフトライセンス プログラムです。 めちゃめちゃわかりづらいが、要はAWSがマイクロソフトからライセンスを買っている、そしてユーザはそのライセンスをAWSの利用料金を通じて使うことができる、ということらしい。 WindowsサーバをVM ImportでAWSに持っていくと、デフォルトではライセンスはAWSが持っているSPLAライセンスに置き換わる。 よって、Windows ServerのライセンスをAWS用に追加で購入する必要はない。ちなみに、VM Importのオプションで、オンプレミス側で使っているライセンスを使う、という選択もできる。 また、CALもオンプレミス用に購入しているのであれば、そのまま利用できる。   なのでクラスメソッドさんのブログ記事に書いてあることは概ね正しいことが確認できたのだが、1点だけ、誤解を招く表現があった。 「Remote Desktop Servicesもライセンスモビリティの対象サービスであるため、RDP CALも追加で購入しなくていい」という表現。 これは、「RDP CALにソフトウェアアシュアランスのオプションが付いていれば」という条件が付く。 ソフトウェアアシュアランスの特典の中に「ソフトウェアアシュアランスによるライセンスモビリティ」というものがあって、これがあることで、RDP CALをAWSに持ち込めることになるようだ。 リモートデスクトップのCALをAWSでも使いたい方は、購入した時にSAを付けていたか、確認された方がよいでしょう。 そして・・念の為断っておくと、この記事は個人のブログ記事なんで、内容の真偽は一切保障できませんのであしからず。 以上、チラ裏レポッス。