Category: Books

「クラウド写経」でアプリとインフラの境界を越えよう『Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 』

  JR品川駅の改札を出て、港南口のマイクロソフトの方に向かうと、 駅構内の柱に広告用のディスプレイが掲げられていて、 様々な広告映像が流れているわけですよ。 ある日、品川駅構内を歩いておりますと、某ハードウェアベンダの広告映像を目にしましてね、 こう言うわけです。   〇〇のクラウドシステムは、導入から稼働まで3時間   ぶっちゃけ、「遅っ!!!」って思いました。   3時間っていってもあれですよ、 導入しようと思うと先ず営業呼んで話を聞いて、大体の要件を伝えると 「じゃあ次は技術の者も連れてきますんで」となる気がしますね。 で、次、技術の者が来たら前回よりも突っ込んだ内容をヒアリングしてきて、 営業が「じゃあこれで一旦お見積り出しますんで」ってなる気がしますね。 ここまでで2週間ぐらいです。 そこから稟議通して発注してベンダの準備のリードタイムを確保して、 そこからやっと「3時間で稼働」、な気がするんですよ(妄想です)。   disりたいわけじゃないんですが(実質disってますが)、 これからのクラウドの皮を被ったベンダは大変だろうなあと思うと共に、 そこで働くインフラエンジニアの方々というのも、 職を維持できるかどうかという点で、非常に大変だろうなあと感じたわけです。 中の人でないにも関わらず、今後も「ITインフラエンジニア」の肩書だけで食っていくためには、 相当の経験と技術力がないと、正直キツいだろうなあという感覚を、 びりびりと感じてしまってちょっと身震いする気分でした。   Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法   前著、『Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド』に引き続き、 待望の類書が発売されました。即買いしました。   今回は「アプリケーション開発技法」ということで、 アプリケーション開発者を読者層として意識した構成になっています。 紹介されているAWSのサービスとしては、 S3、API Gateway、SNS、DynamoDB、Lambda、Cognito、Machine Learning、 Kinesis、SQS、IoT、Mobile Hubと、 コードの匂いのするサービスが中心となっています。 所謂、「クラウドネイティブなアプリケーション」を開発するために 活用できる(すべき)サービス群ですね。 本書は、上記の各種AWSサービスの紹介と、これらサービスを組み合わせた アプリの実装方法の解説が大部分を占めています。   正直申しますと、本書で紹介されているAWSサービスの中で、 まだ触ったこともないサービスがたくさんあります。.

本当に読むべき「ビジネス書マンダラ」でキャリアアップ!!!『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』

  誰が言った言葉なのか、こんな話がありますね。   読書をしたからといって、必ずしも成功者になれるわけではない。 しかし、成功者は必ずといっていいほど読書家である。     ビジネスで成功されている経営者の方、 またはビジネスパーソンが自身のキャリアを振り返られた本を読むと、 必ずと言っていいほど多読家であることケースが多いですね。   1000~2000円前後のお金を払う(投資する)ことで本を購入し、 本の著者と「対話」しながら、著者が時間と工数をかけて学んだノウハウを教わることができる、 これが読書の効能である、そう語っておられる経営者の方が多い印象があります。   著者について 本書、『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』の著者である山口 周氏は、 電通からBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)に転職し、 コンサルタントとして活躍後、現在はヘイグループのディレクターとして勤めていらっしゃいます。 Twitter:https://twitter.com/shu_yamaguchi   山口氏は、電通からBCGに転職された際、 マーケティングの領域から経営戦略の領域へのキャリア的なストレッチが必要であったため、 能力のギャップを埋めるために1000冊以上の本を読破されたのだとか。 そこから得られたノウハウが詰め込まれた本が、本書『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』です。   正直、書名に「外資系コンサルが~」が含まれるとゲンナリして敬遠しまう派なのですが、 現在KindleでオールKADOKAWAフェア 2016春(5/12まで)をやっており半額だったので、 思わずポチしてしまいました。 それに、他人がどのような本を読まれているのか、非常に興味があるのです。   読書を仕事につなげる技術とは   本書も一種のビジネス書だと思うのですが、 著者は、「新刊のビジネス書など読む必要はない」と喝破します。 代わりに、著者が1000冊以上の読書をしてきた中から厳選した 71冊を曼荼羅のように体系立てて整理した「ビジネス書マンダラ」の 本を集中的に読むことを推奨しています。   その読書の仕方は、「情報のイケスをつくる」と表現されています。 具体的には3回の読書が必要になります。 1回目、本をざっと読み、気になった箇所にアンダーラインを引く 2回目、アンダーラインを引いた場所(つまり心に刺さった箇所)から、5箇所(多くても9箇所)を選ぶ 3回目、2回目で選んだ箇所から、ビジネスや実生活への「示唆」を抽出し、書き出す というものです。   読書術としては、インプットだけでなくアウトプットも心がけるという、 よく見るスタンダードなものですね。 昔々読んだ勝間勝代さんの本では、 示唆出し部分のことを「フレームワーク化する」と表現されていましたね。   示唆を抽出して書き出す先としては、著者はEvernoteを推奨されています。 書き出した内容が増えてくると、情報が溢れてしまい、.

あなたの仕事(会社)は10年後も生き残ることができますか?『10年後、生き残る理系の条件』

  竹内健先生の、『10年後、生き残る理系の条件』を読みました。   その時すぐにググってみたのが、ガートナーの2006年のテクノロジ・ハイプサイクルです。   2006年の技術予測   テクノロジ・ハイプサイクルは、テクノロジやアプリケーションが、 どの程度成熟しているか、今後、どの程度世間で受け入れられる可能性が高いかを、 曲線を使ってグラフィカルに示したリサーチ結果です。   さて、今から10年前、2006年のハイプサイクルを見てみましょう。 大まかに言うと、右が成熟しているもの、左が今後やってくるもの、です。 (Web2.0なんて懐かしいものがありますね。梅田先生はまだ将棋観戦でお忙しいのでしょうか)   そこには、クラウド・コンピューティングのクの字もありません(Grid Computingはありますが)。 ビッグデータもない。IoTもドローンもない。 機械学習もディープラーニングもありません。   学生の間でだけ使われていたFacebookが一般に開放されたのが2006年ですが、 これだけ大きなプラットフォームになるとは、正確に予測できていた人はほんの一握りでしょう。 また、LINEは存在すらしていません。 LINEのサービスローンチは、東日本大震災が起きた2011年を待たねばならないのです。   私はITエンジニアですのでハイプサイクルを参考にしましたが、 SiriのSpeech Recognitionのように一部予測どおりのものもありつつ、 未来を予測することがいかに難しいか、いや、ほぼ不可能であると痛感しました。   竹内先生の示唆   『10年後、生き残る理系の条件』において、竹内先生自身も未来予測の難しさを認めていらっしゃいます。 竹内先生の主張は、会社の看板に頼るな、ひたすら自身の市場価値を高めよ、 という点に集約されると思います。 10年後、生き残る理系の条件 posted with amazlet at 16.04.09 朝日新聞出版 (2016-02-29)売り上げランキング: 2,738 Amazon.co.jpで詳細を見る     エンジニアは常に勉強、勉強、また勉強。 インプットだけではダメだ。 インプットをし、自ら考える時間も確保すべきだ。   また、エンジニアは「文系力」も身に着けるべきだ、とも仰っています。 技術だけ追いかけていては、近視眼的になる。 エンジニアも経営や、マーケティングを勉強すべきだ、ということです。  .

誰もがデザイナーになる時代に読むべき入門書『なるほどデザイン』

  本書、『なるほどデザイン』。 はじめて目にしたのは代官山の蔦谷書店、 デザイン関連の平積みだったかと思います。   非常に印象的な、かわいらしい表紙。 思わず手に取ってみたくなる魅力があります。   なぜデザインが気になるか   私の職業はデザイナーではありません。 しがないインフラエンジニアです。   それでもデザインが気になるのは、私が座右の本として愛読している、 ダニエル・ピンクの『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』の影響でしょう。   ダニエル・ピンクは言います。 今の仕事をこのまま続けていいか、判断する3つのチェックポイントがある。 ①他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか ②コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか ③自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか   技術革新や、グローバル化の進展による、 避けようのない現実がチェックポイントとして示されています。 そのような厳しい競争社会の中で生き残っていく1つのポイントとして示されているのが、 「デザインする力」なのであります。 デザインはもはやグラフィックデザイナーやWebデザイナー、服飾デザイナーや工業デザイナーだけのものでなく、 あらゆる職業に携わるビジネスパーソンに必要とされる能力になりつつあると考えています。   そして本書、『なるほどデザイン』   本書、『なるほどデザイン』は、基本的には雑誌や、フライヤー等のデザインを例にとり、 デザイナーがデザインを行う際に考えていること、そしてデザインのコツについて、 ふんだんに盛り込まれた図表とともに、とても読みやすい構成で説明してくれます。   特におすすめなのが、Chapter2の「デザイナーの7つ道具」です。 これは、雑誌の紙面やフライヤー等をデザインする際、 デザイナーが留意しているポイント、テクニックを7つにまとめてくれているのですが、 パワーポイント等の資料作成にも応用できそうなテクニックがふんだんに盛り込まれています。   むむむ・・ 道具の中の「連想力」、「翻訳機」など、実践するのはかなり訓練が必要そうですね。 でもとても勉強になります!   読み終わって   読み終わった頃、囲碁の世界トップランクのプレイヤーが、人工知能に3連敗したというニュースを目にしました。 囲碁人工知能、「深層学習」で最強棋士に3連勝 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)   コンピュータの進化(深化)は、止まるところを知りません。.

今、あなたは正しいことに力を注いでいますか?『エッセンシャル思考』を読み返す

  先日Kindle日替わりセールで安くなっていたからか、 『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』がKindleの売れ筋ランキングの 上位に上がってきています。 エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする posted with amazlet at 16.03.07 かんき出版 (2014-12-12)売り上げランキング: 4 Amazon.co.jpで詳細を見る     昨年の今頃Kindleで読んだのですが、 よい機会なので読み返してみました。 こうやって、手元のiPhoneでKindleを起動すれば、昔読んだ本にすぐにアクセスできるところが、 電子書籍のとても素晴らしいところだと思います。     エッセンシャル思考とは   著者によれば、エッセンシャル思考の本質は、 以下の3つのポイントに集約されます。 「やらなくては」ではなく「やると決める」。 「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。 「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。   本書は、自身が本当にやるべきことを見極め、そしてその実行に集中するための、 システマティックな方法論が述べられた本です。   さて、この「選択」と「集中」のエッセンス、 本書特有のものではなく、例えばドラッカーも『プロフェッショナルの条件』の中で述べていますね。 今日では、選択の自由がある。したがって、自らの属する場所がどこであるかを知るために、自らの強みを知ることが不可欠となっている。強みを知る方法は一つしかない。フィードバック分析である。何かをすることに決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。九か月後、一年後に、その期待と実際の結果を照合する。   また、ランチェスターの法則をビジネスに応用した、 『世界一やさしいイラスト図解版! ランチェスターNo.1理論』とも、類似点があると考えます。 ランチェスターNo.1理論のポイントは、 1、差別化 2、一点集中 3、No.1(ダントツ一位) の3点に集約され、自分が一位になれそうな領域に絞り、そこでダントツ一位になることに一点集中することで、 競合との差別化を図る、という考え方です。   エッセンシャル思考の本質も、上記の類書と同様のものであると理解しました。   さて、あなたは自分の強みを言えますか?   え?私?実は私も、自分の強みを日々模索しているところです。  .

バカは賢くなれるのか? ― 「戦略がすべて」

  帯にやられた感がある。   本書、「戦略がすべて (新潮新書)」は、 「バカは市場で勝ち残れない。」 という、私のような 「今のままで、果たして数年後、自分は市場で生き残っていけるのか」と 漠然とした不安を感じている中堅サラリーマンや、 意識の高い若手ビジネスパーソンをターゲットにした新書ですね。   概要   本書は、著者の瀧本哲史さんが日経プレミアムPLUS等の雑誌で 連載として寄稿されていたエッセイを、 「戦略」というテーマで再編集した新書です。   時事問題を瀧本さんの視点で分析した上で、 問題点(イシュー)をあぶり出し、 そして瀧本さんなりの戦略(案)を提示する、という構成になっています。   時事問題の中には、極端な言説でブログを「炎上」させてオーディエンスを集め、 言説に「ついてこれる」読者を信者的に囲ってしまい、 集金を仕組み化するネット上の炎上ビジネスに言及した章もあります。 完全に、イケダハヤト氏のことですねわかります。 戦略がすべて (新潮新書) posted with amazlet at 16.02.28 瀧本 哲史 新潮社 売り上げランキング: 84 Amazon.co.jpで詳細を見る     さて、前置きが長くなりましたが、 書店で心の琴線に響いた「バカは市場で勝ち残れない」について、 読みながら「じゃあどうすればバカじゃなくなれる(賢くなれる)のか」と考えました。   本書の中では、 「バカでない」状態とは具体的にどのような状態なのか、 明確に述べられてはいません。 (当然です。バカをテーマにした本ではないからです。)   推測ですが、書名である「戦略がすべて」が表すように、 所謂「戦略思考」を駆使し、先ずはイシューを明確にし、 イシューを解決するためのステップを網羅的な観点から分析・洗い出しを行い、 そして着実に行動を起こしていける人材。 これを「バカでない」人材と仮定します。  .

『英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!』の正しい使い方

  Kindleで積読してあった 『英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!』を読んでみた。 著者の奥村 美里さんの主張はこうだ。 日本人にとってスピーキング上達の一番の障壁は、 会話中に「日本語から英語への直訳」をしようとするからである。 大人になるほど日本語の語彙も増え、 脳内の「自分が言いたいこと」の文章中に出てくる 単語や言い回しも難しくなる。 それを英語に直訳しようとするから、 「言いたいことは思い浮かぶが、英語が出てこない」という事態に陥る。 そこで発想を変えて、 1、自分の言いたい日本語の文章を思い浮かべる ↓ 2、文章を、5歳児がしゃべりそうな簡単な言い回しの日本語に変換 ↓ 3、英語に変換 する訓練をすれば、英語ペラペラへの道が開けてくる、というものである。   うむ。 言いたいことはわかる。 日産自動車社長のカルロス・ゴーンさんのスピーチを聞いたことはありますか? ゴーンさんのスピーチですが、フランス訛りは強いし、 とてもシンプルな英単語の組み合わせを使ってスピーチをされていますが、 立派に通じていますよね?   本書では、 「思春期の子どもは難しいね。」 という文章を、頭から period of adolescence(思春期) という慣用句で直訳するのではなく、 思春期 → 十代 → ティーンエージャー と言い換え、 Teenagers are difficult.(十代の子は難しいね) と、単純に言い換えるメソッドを提唱しています。 これでもニュアンスは十分伝わりますよね?   本書には、上記のような「言い換え」例が167文収録されており、 日本語の難しい方の例文を読んで、 「簡単に言い換えられないか?」と考え、 英文に訳す、というプロセスを瞬間的に繰り返す訓練ができます。 わたしは、以前エントリを書いたオンライン英会話のEFイングリッシュライブの先生から、 「日本語⇒英語の翻訳をやめ、最初から英語で考える訓練をしなさい」 とアドバイスをもらっています。 が、こちとら何十年も日本語中心の生活をしてるんだから、 日本で生活しながらいきなり英語で考えるのは難しい。 そこで、本書のような瞬間英作文の題材を活用して、 瞬間的に英語の文章が頭に浮かぶように訓練するのは、 非常に有効なメソッドだと考えています。 日本語の言い換えの例を知りたい方、ぜひ書店等で手に取ってみて下さい。 英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!.

通勤英語学習に最適!『英会話ペラペラビジネス100』について押えておくべき3つのこと

  Amazon Kindleで、アルク英会話関連書籍の期間限定セールをやっている。 【期間限定セール】アルク英会話関連書籍 – Amazon.co.jp: 電子書籍 Kindle本 いずれも英会話教材のベストセラー作家スティーブ・ソレイシィの著作なのだが、なんといってもおすすめなのが『[音声DL付]英会話ペラペラビジネス100 スティーブ・ソレイシィ シリーズ』だ。 わたしも、毎日通勤の電車の中で、本書を活用して英語の”コツコツ勉強”をしているのだが、本書を活用する上での3つのポイントを紹介したい。 ベースになっている考え方は、以前書いた「iPadで学ぶ英語学習法」を踏襲している。   1、電子化しよう なにをおいても先ずは電子化(自炊するか、電子書籍を購入)すべし。 電子化により、いつでもどこでも、iPhoneやAndroid等のスマホで1~2ページ、サッと参照することができる。 この手軽さが、コツコツ学習において何よりも重要なのだ。   2、全ページ読もうとしない 本書は、基本的に以下のような短いダイアログ(SHORT RALLY)を掲載したページと、 ダイアログの解説と重要フレーズの応用例のページがセットになっている。 わたしの場合、毎日のコツコツ勉強で読むのは最初の短いダイアログのページだけだ。 解説と応用例のページは捨てる。 ついつい欲張って解説も読み、応用例のフレーズも暗記せねばとがんばってしまいがちだが、それではいつか疲れて嫌になってしまう。 短いダイアログの日本語を読み、頭の中でサッと瞬間的に英訳する。 これを繰り返す。 対話形式なので、例文のフレーズがずらずらと羅列された英会話本よりも、ずっと頭に定着しやすい。   3、1日1ページ、30秒でもいい とにかく、「欲張らない」。 1日1ページでもいいので、日本語を読み、瞬間英作文をする。 30秒で終わる。 これを毎日続ける。 もちろん、調子のいいときは何ページも先に進めて問題ない。 慣れてくると、5~10ページぐらい一気に進むようになる。 ここでも大事なのは、解説と応用例のページは捨てることだ。 本書に書かれている100のダイアログが、スラスラと声に出して話せるまでコツコツ続けることが肝心。   で、飽きっぽいわたしの場合、1冊だけだとだんだん物足りなくなってくるので、『DUO 3.0』とかを電子化したものを併用している。 この場合も、個々の単語の意味や解説を熟読するようなことはせず、日本語の例文を一文読み、それを瞬間英訳する、ということを繰り返す。     英語のいらない日本での日常生活ですが、色々と工夫して、コツコツ勉強を続けていきたいものですね! [音声DL付]英会話ペラペラビジネス100 スティーブ・ソレイシィ シリーズ posted with amazlet at 15.04.03 アルク.

iPhoneでの英語の勉強には、「パーフェクトビジネス英会話」がおすすめ

  以前、「iPadで学ぶ英語学習法」というエントリを書いた。 相変わらず、英会話の勉強は継続している。2年前からとあるオンライン英会話スクールに入会しており、月2回のプライベートレッスン、海外出張等の前には集中的にグループレッスンを受講する等、日本にいながらにして英語を話す機会は設けるように気をつけている。 しかし、それだけでは十分ではない。 英会話レッスンのようなアウトプットの機会に備えて、日常的に英語のインプットを欠かさないことが非常に重要であると考えている。 英語のインプットにタブレット、スマートフォンが有用なのは、以前のエントリに書いた通り。 しかし、iPadは常時持ち歩くのにはちと重いと感じるようになったため、最近は専ら、主に通勤の時間に、iPhoneを活用して勉強している。 iPhoneであれば常時身に着けていても負担にならず、満員電車の中でも(周囲に気を配りながらであれば)タッチパネルをみることもできるし、トイレ休憩の5分の間でもアプリを起動することが可能だ。 iPhoneを使った勉強の方針、やり方は、基本的にiPadの時と変わらない。村上 憲郎さんの『村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につける』の内容をベースにしているが、その中でも特に「聴く」と「話す」の訓練を行う。 通勤時間帯に行っている具体的な勉強方法は、iPhoneのPodcastでBBCやCNNのニュースを聞きながら、英会話の本を1ページだけさっと読む、というもの。 この、「1ページだけ」「さっと」というところがキモで、毎日インプットを続ける上でのハードルを下げるのに有効だ。 「毎日5ページ」等の(私にとっては極めて高い)目標を立ててしまうと、だんだんめんどくさくなって止めてしまう(当社比)。 毎日のインプット量は少なくとも、長期間継続できる量を選んだ方が、長期的に見ればプラスだ。 読み方にもポイントがある。 漫然と読むだけではダメで、「日本語の文章を読み取り、それを頭の中で瞬間的に英文に翻訳する」という読み方をする必要がある。 例えば、 先ずは以下の日本語の短文を読み取り、 それでは最終段階として、双方が来週の木曜日までに草案を検討することになります。 それを頭の中で、瞬時に英文に翻訳する。 So, the final step for both of us is to examine the draft before we meet next Thursday. これをパパッとやる。 当然、頭の中で翻訳するだけでなく、実際に発声する方がよいのは言うまでもない。 だが、電車の中でぶつぶつやるのは、周りの乗客にとって非常に迷惑だ(たまに、ほんとにやってる乗客がいる)。 理想を言えば、英語で聞き取り、頭の中で英語で考え、英語で発声する、が望ましい。が、日本で生まれ育った大人がそれをやるのは、非常にハードルが高いと言わざるを得ない。それよりも、脳内での日本語から英語への変換の速度を上げる方が、現実的だと私は思う。 なお、英語の脳内翻訳の教材について、お気に入りの英会話本は、『

メンタルが弱い・・メンタルを鍛える時に読む本 – 実践・プレッシャー管理のセオリー

  先日、Amazonの「資格・就職・MBA」カテゴリの新着ニューリリース情報にて、「実践・プレッシャー管理のセオリー ビジネスパーソン必修 メンタル・タフネス強化のセルフコーチング術」をみつけた。 実践・プレッシャー管理のセオリー ビジネスパーソン必修 メンタル・タフネス強化のセルフコーチング術 posted with amazlet at 14.03.26 NHK出版 (2014-02-24)売り上げランキング: 427 Amazon.co.jpで詳細を見る   懐かしい。 2/24に、Kindle版がリリースされたらしい。 Amazonのページにアクセスすると、「お客様は、2008/XX/XXにこの商品を注文しました。」と表示される。 思い起こせば2008年当時、転職後の新しい環境にようやく慣れてきたかと思いきや、 また別の、新たな壁にぶち当たっていた時期。 技術系のロールから、管理系、ドキュメンテーション系の業務を担当するロールにシフトする必要があり、 「自分はこの仕事、この会社に合っていないのではないだろうか・・」と、 日々悶々としていた時期である。 管理業務・成果物作成がうまくいかない→うまくいかない理由を考え込む→考えすぎて仕事が滞る→怒られる→落ち込む→(最初に戻る)という、 完全に負のスパイラルに陥った状態で、精神的にも本当にまいってしまっていた。 毎朝、仕事に行くのが辛く、週末も、鬱々として過ごす日々。 そんな時、藁にもすがる思いで手に取ったのが本書だった。 本書の著者、戦略コンサルタントでもある高杉 尚孝さんの経歴は下記の通り。 モービル石油(現エクソン・モービル)にて営業、原油供給、製造企画部門に勤務。その後、経営コンサルティング会社マッキンゼーのニューヨーク及び東京事務所にて、日米多国籍企業、金融機関の戦略立案等に従事。米系投資銀行JPモルガン(現JPモルガン・チェース)ニューヨーク本社入社後、財務戦略アドバイザーとして米国企業価値の評価、事業再構築、M&Aプロジェクト等に数多く参画。帰国後、同社東京事務所にて法人金融部、企業調査部に所属。PR戦略コンサルティング最大手バーソン・マーステラ社マネジング・ディレクター就任後、東京事務所にて、IR、危機管理広報、イメージ戦略立案、幹部向けワークショップなどを統轄。97年(有)高杉尚孝事務所設立、現在に至る。 http://kisobi.jp/company/profile-takasugi/ プロフェッショナル・ファーム、投資銀行等での豊富な経験を元に、 常にプレッシャーに晒される高ストレスの環境下において、 メンタルの状態をコントロールするための理論(第一部 理論編)と、 ケーススタディ(第二部 実践編)が紹介されている。 本書は、ページ数もそれほど多くはないのだが、メンタルが弱い、精神的に強くなりたいと考える人は、 とりあえず「第一部 理論編」だけでも目を通していただきたい。 本書の要点は、 「~ねばならない(Must)」、「絶対に~でなければおしまいだ」という、自分で自分を追い詰める「悪い思考」を先ずは認識し、肩の力を抜き適度な緊張感を保つための「良い思考」(「~であるにこしたことはない(should)」)を選択する、 という点にある。 「第一部 理論編」では、所謂「ABC理論」と呼ばれる、A:Activating event(出来事)→B:Belief(受け取り方)→C:Consequence(結果)のプロセス、思考のクセを自己分析し、「良い思考」を選択するための理論が説明されている。これだけでも読む意味はある。 ちなみに、本書を読んで、プレッシャー管理のために試行錯誤してみた体験談としては、 「~であるにこしたことはない」と考えるようにしてみたものの・・ なんだかこれだけでは気分が楽にならなかった。 アタマでは、人生において「~ねばならない」なんてことはそんなにない、とわかってはいるのだが、 ついつい「とはいえ、もしも失敗したら・・」などと考えてしまい、 なかなかプレッシャーを緩和することができなかった。   しかし、色々と試行錯誤し、色々と経験した結果、ついに魔法のことばを発見した。 「ま、いっか」 である。 ストレスを感じる出来事に遭遇し、一瞬嫌な気分、緊張した気分になるのだが、.