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iPhoneの無料Podcastアプリで、上級者向けリスニングトレーニング

  語学のつらいところは、一夜漬けが効きにくいところです。 英語を含む第二外国語を習得するには、 ある程度のまとまった時間の、集中的なトレーニングが必要になります。   英語なんか、日本で大学を出たような高等教育受講者であれば、 相当な時間英語に触れてきているはずです。 しかし、いやいやどうにも英語は苦手で・・ という方も多いかと思います。   リスニングのトレーニング、わたしの場合   私は普段は日本国内のお客様を相手にした仕事をメインでやっていますので、 英語はそれほど必要ないのですが、 それでも突然海外のプロジェクトにアサインされ、 頻繁にテレカン(Skype)で海外メンバーとやり取りする必要に迫られる時があります。   そういうのって、突然なんですよね。 数か月後、みたいに予告してもらえれば計画を立てて準備するのですが、 突然話がとんとん拍子で進んで、みたいなケースが多いので、 英語の最低限のトレーニングは普段から欠かさないようにしています。   リスニングに関しては、iPhoneのPodcastがめちゃめちゃ役立っています。 これが無料というのがもう信じられない。   Podcastで人気があるのが「スピードラーニング」や「TED」だと思いますが、 私の場合飽きっぽいので、毎日新しいストーリーが聴ける以下のポッドキャストを愛聴しています。 「The Economist」と「BBC Global News」は、 イギリス訛りの強い英語で、主に欧州の政治・経済・文化に関するニュースを 聴くことができます。 インタビュー企画では、中東やアフリカのピジン英語を話すインタビュイーのケースも多く、 多国籍の相手と英語のコミュニケーションをとる予行演習になります。   「HBR Ideacast」と「This Morning America’s First News」はアメリカ英語ですね。 HBR(ハーバードビジネスレビュー)の方は、司会のサラさんが 電話で経営者や学者にインタビューする内容なのですが、 会話のスピードが速いですし、専門用語も飛び交いますので、非常に難しいです。 聴き甲斐があります。 「This Morning America’s First News」はアメリカのニュース番組。 現在であればアメリカの次期大統領選挙の話題を中心に、 アメリカの時事ニュースについて耳を鍛えることができます。   どの番組もネイティブの聴くガチンコの番組ですので、 決して聞き取るのは簡単ではありませんが、確実に耳は鍛えられます。   これに加えて、 スピーキングの訓練は 通勤英語学習に最適!『英会話ペラペラビジネス100』について押えておくべき3つのこと 自宅で本気でオンライン英会話!イングリッシュタウン体験談 などで補いながら、日本で英語のシャワーを浴びられるよう、工夫しているところです。   みなさんも毎日お仕事等で忙しいかと思いますが、 色々と工夫をして、英語に触れる機会を増やしていきましょう!!!   英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付] posted with amazlet at 16.03.12 スティーブ ソレイシィ Steve Soresi ロビン ソレイシィ Robin Soresi アルク 売り上げランキング: 1,631 Amazon.co.jpで詳細を見る

『英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!』の正しい使い方

  Kindleで積読してあった 『英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!』を読んでみた。 著者の奥村 美里さんの主張はこうだ。 日本人にとってスピーキング上達の一番の障壁は、 会話中に「日本語から英語への直訳」をしようとするからである。 大人になるほど日本語の語彙も増え、 脳内の「自分が言いたいこと」の文章中に出てくる 単語や言い回しも難しくなる。 それを英語に直訳しようとするから、 「言いたいことは思い浮かぶが、英語が出てこない」という事態に陥る。 そこで発想を変えて、 1、自分の言いたい日本語の文章を思い浮かべる ↓ 2、文章を、5歳児がしゃべりそうな簡単な言い回しの日本語に変換 ↓ 3、英語に変換 する訓練をすれば、英語ペラペラへの道が開けてくる、というものである。   うむ。 言いたいことはわかる。 日産自動車社長のカルロス・ゴーンさんのスピーチを聞いたことはありますか? ゴーンさんのスピーチですが、フランス訛りは強いし、 とてもシンプルな英単語の組み合わせを使ってスピーチをされていますが、 立派に通じていますよね?   本書では、 「思春期の子どもは難しいね。」 という文章を、頭から period of adolescence(思春期) という慣用句で直訳するのではなく、 思春期 → 十代 → ティーンエージャー と言い換え、 Teenagers are difficult.(十代の子は難しいね) と、単純に言い換えるメソッドを提唱しています。 これでもニュアンスは十分伝わりますよね?   本書には、上記のような「言い換え」例が167文収録されており、 日本語の難しい方の例文を読んで、 「簡単に言い換えられないか?」と考え、 英文に訳す、というプロセスを瞬間的に繰り返す訓練ができます。 わたしは、以前エントリを書いたオンライン英会話のEFイングリッシュライブの先生から、 「日本語⇒英語の翻訳をやめ、最初から英語で考える訓練をしなさい」 とアドバイスをもらっています。 が、こちとら何十年も日本語中心の生活をしてるんだから、 日本で生活しながらいきなり英語で考えるのは難しい。 そこで、本書のような瞬間英作文の題材を活用して、 瞬間的に英語の文章が頭に浮かぶように訓練するのは、 非常に有効なメソッドだと考えています。 日本語の言い換えの例を知りたい方、ぜひ書店等で手に取ってみて下さい。 英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる! posted with amazlet at 16.02.14 きこ書房 (2015-08-10)売り上げランキング: 24 Amazon.co.jpで詳細を見る

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英語のプレゼンやテレカンにも劇的な効果!!!オンライン英会話EFイングリッシュライブ(旧イングリッシュタウン)体験談

  先日、海外出張する機会がありました。 英語でプレゼンテーションしたり、海外の同僚とのランチョンでの日常会話等、なんだかスムーズに進む。 振り返ってみると、1~2年前よりspeakingの能力が断然上がっているように感じられたのです。   また、仕事で海外オフィスの人間とテレカン(Skype等でのテレカンファレンス)をする前も、 以前は緊張して憂鬱だったのですが、まったく気にならなくなりました。   なぜか?   英語の勉強は好きなので、以前書いた 『iPadで学ぶ英語学習法』 や 『通勤英語学習に最適!『英会話ペラペラビジネス100』について押えておくべき3つのこと』 の方法でコツコツ続けていますが、一番大きいのは オンライン英会話のレッスンを受けるようになったからだと思います。   iPhoneや本を活用して語彙を増やしたり、 脳内で例文の日本語⇒英語変換トレーニングを繰り返すことで効果はあると信じていますが、 それは英会話の「素振り」に過ぎません。   やはり、人間を相手に、英会話の実際の「打席」に立たないと、 いざという時に英語が自然に口から出てくるのは難しいと思うのです。   オンライン英会話スクール選び   英会話学校を選ぶ時、今回は絶対にオンラインにしようと決めていました。   学生の頃、ベルリッツに通っていて、まあそれなりに満足はしていたものの、 グループレッスンなので一人あたりの英語をしゃべる時間が限られる点が不満だったのと、 社会人になった今、仕事をしながら 「スクールに物理的に足を運ぶ」というのが無理っぽいと感じられたから。   オンライン英会話であれば、ネット接続環境さえあれば 好きな場所から、指定した好きな時間にPCやタブレット端末経由で会話のレッスンが受けられるので、 通学の負担は先ずなくなります。   さて、オンライン英会話といってもたくさんある。どれを選べばいいのか・・。   スクール選びでわたしが最も重視したポイントは、 「1レッスンあたりに、どれだけ長い時間会話できそうか」という点。   ネットの口コミ等を参考に、レアジョブ、ラングリッチ等の 有名どころのプランを確認しましたが、どうやら1レッスンあたり20分程度の模様。   昔ベルリッツでレッスン受けたことがあるので知っているのですが、 最初の5~10分ぐらいは、定型的なあいさつや自己紹介、アイスブレイキング等の時間に充てられます。 そうすると、あっという間に時間が過ぎてしまう。 20分しかないと、まともな会話の時間が非常に限られてしまうことになるのです。   その点、EFイングリッシュライブは、 1レッスンあたりのプライベートレッスンの時間が40分と長い点が非常に気に入り、 情報収集することにしました。   EFイングリッシュライブとは   EFイングリッシュライブは、グローバルに事業展開を行うEF Education First(以下、EF)の オンライン英会話部門の日本法人です。   EFは1965年、スウェーデンのルンドに設立され、50年以上も英語教育の分野で実績があります。 現在ではアメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、中国をはじめとする、 112の国で事業展開を行っており、関連するオフィスや学校は全世界で500を超えます。   このように、数十年の歴史があり、全世界で英語教育の実績があることから、 最近続々と増えている、歴史の浅い新進のオンライン英会話スクールと比べ、 英会話スクールとしての教材や教師の質は非常によいのではないかという印象を持ちました。   また、ビジネス英会話の分野でもその質の高さには定評があり、 世界中の大企業を英語教育のクライアントとして持っているようです。 このあたり、ベルリッツと同じで、会社として信頼できる安心感があると感じます。   EFイングリッシュライブ、実際どうなんでしょう?   Englishlive、わたしが受講している「LTA PLUS プラン」(月額 6,900円 )の中には、 1回40分のプライベートレッスンはもちろんのこと、 オンライン自己学習教材や英語レベル判定テスト、グループレッスン(20回/月)等、 様々なメニューが用意されています。   正直わたしあんまり良い生徒ではないので、 もっぱら利用しているのはプライベートレッスン(4回/月)とグループレッスンがほとんど。 それでも満足しています。   プライベートレッスンは24時間、自分の好きな時間を予約することができます。 前日だとさすがに全コマ埋まっているケースがほとんどですので、 遅くとも3日前には受講した時間の予約をしておく方がよいでしょう。   プライベートレッスンはAdobeのネットミーティングソフト経由で行いますが、 先生はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、南アフリカの先生が多いです。 南アフリカの先生は、ブリティッシュなまりとか、オージーなまりのような「クセ」がなく、 非常にニュートラルな英語を話す先生ばかりで、聞き取りやすく、会話しやすいです。   もちろん、アメリカやカナダ在住の先生や、アジアで悠々自適に暮らすアメリカ人等、 バラエティに富んだ講師の先生が指定した受講時間によってランダムに割り当てられます。 (むろん、お気に入りの先生がいれば指名も可能) 以下は、実際のプライベートレッスンの画面になります。   24時間、好きな時間に予約できますし、 やはり最大の利点は、1回40分のプライベートレッスン。 最初の挨拶や自己紹介、講師の先生からの質問タイム等が冒頭にあったとしても、 経過時間は15分程度。 それから25分間、その時に選択したトピックについてみっちりと演習を交えて会話することができます。   トピックは日常生活のシーンから選ぶGeneral Englishから、 […]

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